土用の丑の日

・・・ですよ、今日は。

子供の頃思いました。「土用」の丑の日、「土曜じゃないのに？」と。土用とは五行に由来する暦の雑節なんですよね。ちなみに土用は年に4回あるそうです。春土用、夏土用・・・と、季節毎にあり、ウナギを食べるとされている夏土用が今日なんです。本来は「う」のつく食べ物、または黒い食べ物を食べるとよいとされていたそう。ではなぜウナギが浸透しているのか・・・。

 

これも諸説ありますが私が元々知っていた「平賀源内説」を取り上げてみようと思います。

平賀源内、江戸時代の発明家です。学生の頃習いましたね。発明したものも天才的でライターの元となるタバコ用点火器、日本初の万歩計、燃えない布など多岐にわたります。1番有名なのは「エレキテル」ですがこれは西洋からきた壊れたエレキテル（静電気発生装置）を修復したということなんですね。ここにもまた電気に関わりそうな言葉が・・・しかし今回はウナギの話。

この平賀源内が夏になると売れ行きが落ちてしまうウナギ屋に売り上げの相談をもちかけられ、「暑い夏を乗り切るために土用の丑の日には栄養満点のウナギを！」と考えたそう。「本日丑の日」と書いて店先に貼り出したところそのウナギ屋はとても繁盛し、他店も真似をしたことから定着したと言われています。

 

個人的には蒲焼きより白焼きを塩で・・・。ウナギ本体より肝が食べたい私ですが皆さんはどうでしょう？ウナギが苦手な人は夏ばて防止にビタミンA・B群が豊富に含まれているものを食べて今年の夏も乗り切りましょうね♪