稲刈り

今年も無事に稲刈りが終わりました。稲刈り風景を見かけてもコンバインで一気にやっているイメージありますよね。しかし大変なのは前準備からなんです。機械の種類や田んぼの場所や形にもよりますがコンバインが入るための場所、そして四隅を手作業で刈ります。これは機械が方向転換するスペースを確保するためです。手で刈ったものは去年刈った稲を乾燥させ藁にしたもので束ねていきます。これがまた力のいる作業なんですよね。ここまでしてからやっとコンバインで刈ることができます。

写真の前日は雨が降り、稲が濡れている状態。この状態でコンバインで稲を刈ると機械内で詰まってしまい作業になりません。なので棒や手で稲についている露を落としてからの作業になるんです。

全て手刈りの頃より格段に楽になったとはいえ大変な稲作。少し前には米不足で店頭から米がなくなった！という時期もありました。フードロスを減らし、農業を営む若者を応援していかなければならないと今年は強く感じました。おいしい新米、無駄にしないように食べたいものですね。