電気のない現場
2021/07/01
電気がない場所
電気がない生活というものを考えたことがあるでしょうか?工事現場では元々照明どころかコンセントもないような場所がほとんどです。
最初はとにかく電気を確保しなければコンセントが必要な工具も使えなければ暗いと作業もできません。・・・確かに!電気の工事をするのですから最初は電気通ってないですよね。言われてみるまで気づかないということは私はすでに電気はあって当たり前という感覚になってしまっているんですね。
最初は仮設(仮の電気)を現場内に通すことから始めます。そのためだけに仮の電柱を立てたり、ポールを立てたり、変電所を設けることもあるそうです。工事の前に意外と大がかりなことをするんだなぁと思ってしまいました。でもこれがないと建物を建てることもままならないんですね。現場では私達が生活している家の中のように、どこにいても明るいなんてことはないんです。当然のことなんですけどね。そして現場が終わる頃に私達電気工事業者は点灯試験ということをします。今までマンション、工場、学校、老人ホーム、ホテルなど数々の現場をこなしてきましたが最後に電気が全部ついたときの達成感は計り知れません。
そして工事のためだけに設置をした仮設の電柱なども撤去して皆さんが当たり前のように電気を使える環境ができるんですよ☆