壁に穴を開ける

先日から続いている神奈川県立高校での工事です。

今回は1枚目の写真にある工具、コンクリートコアドリルの紹介です。

 

新築工事の場合は元々電線を通す為のルートが確保されているのですが、今回のような改修工事ではレイアウトが変わってしまうことがあるためコンクリートの壁に穴を開け、新たに電線を通すルートを作らなければなりません。その穴を開ける前工事として壁の中にある鉄筋を探します。誤って鉄筋を切ってしまうと建物の強度に問題が発生してしまうからですね。大きい穴を開けるときには壁のレントゲンを撮ります。人間と同じようにコンクリートに埋め込まれている鉄筋が骨のように写るので鉄筋を避けて穴を開けることができます。

今回は小さい穴でよかったので簡易的な鉄筋探査という機械で鉄筋を探しました。その後鉄筋のない所に機械を固定し、コンクリートに穴を開ける際に使用したのがこのコンクリートコアドリルです。コンクリートが堅いのでドリルの先が熱をもたないよう、先の方から水を出しながら穴を開けていきます。それで2枚目の写真のようにきれいな穴を開けることができるんですね♪

本来は電気工事の仕事ではないのですが、弊社ではこの機械があるため今回このような工事ができました☆